北陸数論セミナー過去の記録(2024年度)
- 第280回 (2024年12月19日(木),18:15~,石川県教育会館4階第3会議室)
- 講演
- 毛塚由佳子 氏(金沢大学)
- 講演題目
- 素数2における岩澤理論と$L$関数の中心値
- 概要
- バーチ・スウィンナートン-ダイアー (BSD) 予想は, 楕円曲線に関する未解決問題である. 岩澤理論は, 各素数$p$に対して, BSD予想の公式に現れる性質の全く異なる 2 つの数学的対象 (テイト・シャファレヴィッチ群と複素$L$関数) を結びつけ, 予想の$p$部分を研究することを可能にする. 本講演では, $p=2$において発展させた理論を用いることで, 特定の楕円曲線の 2 次ツイストの族に対して, BSD 予想を示す.
- 第279回 (2024年12月5日(木),18:15~,石川県教育会館4階第3会議室)
- 講演
- 小松亨 氏
- 講演題目
- 奇数次二面体群拡大の2次部分拡大の生成元の構成
- 概要
- $n$を3以上の奇数とし、$D_n$を$n$次二面体群(位数$2n$)とする。
本講演では、$D_n$拡大$M/K$の中間体$L$と$N$(ただし$[L:K]=n$, $[N:K]=2$)
に対し、$n$次拡大$L/K$を定義する$n$次多項式$f(x)$から
2次拡大$N/K$を生成する元$a$を構成するアルゴリズムを紹介する。
また、岸-山田の$D_5$多項式、Brumerの$D_5$多項式、橋本-三宅の
$D_n$多項式に対してアルゴリズムを利用した結果についても触れる。
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